11ヶ月ぶりの更新。
東京がJ1復帰を決めたので書きます。
もうこれきりかもしれません。ツイッターもあることだし。
城福前監督が卓越した訴求力で東京の目指すべきビジョンを語りかけ、
選手の心を、さらにはサポーターの心を鷲づかみにして、夢の中へ誘った3年間。
それだけに、降格という現実はあまりにもショックで、
「監督が悪い!」「フロントが悪い!」
と八つ当たりできる要素もなく、サポーターのやるせなさと言ったら、迷子になった子どものようだった。
大熊監督は、そんな城福前監督と対極にいるような表現ベタなおじさんで、
その落差の大きさにいらだつサポーターも多かった。
自分もその一人で、メディアから漏れ伝わってきた選手たちの戸惑いを見るに付け、
あ、この人は人心掌握できないリーダーなのだとあきらめもした。
結果としては、城福前監督ほど具体的なイメージや指示がない土壌に、
選手たち自らが奮起をし、本音をぶつけて話し合い、自立が進んで
めでたしめでたし。
結局、大熊監督が手をこまねいてることが、選手の自主性をを引き出した、
そんな風に思っていたが、浅かった。
J1復帰決定、J2優勝を過ぎてメディアでも内部の事情が語られるようになってきた。
社長が掲げた「自立」というテーマに、大熊監督が牛歩の確実さで挑んでいたこと。
大熊監督の勇退を受けてわかったこと。
FC東京は、2015年ビジョンを目指すため、実績を残した監督をあえて変えるという、
楽ではない道を選んだ事実。
去年までとは変わったんだと確信した。
J2降格という回り道を経験して、たくましくなってJ1に戻る東京。
こうして、いまサポーターが立っている状況を見ると、
城福前監督と楽しい未来を夢見た、あの頃と同じくらい、
夢のある未来を見れているじゃないか。
手法は様々、運命も様々。
紆余曲折を経てのこの不思議。
いい未来を夢見ることができる幸運さに感謝したい。
FC東京、ありがとう。


